何か資格をとって将来のためにスキルアップできたらなぁ・・・
・家庭の収入をアップさせたい
・子供の教育費が足りない
・やりがいを見つけたい
・キャリアアップしたい
このような理由で資格の取得を考えている方もいるのではないでしょうか?
資格といってもたくさんあるので自分には何が良いのか迷っていまうと思います。
そこで今回は、主婦におすすめの仕事につながる稼げる資格を厳選しました!
資格を取得するメリット
主婦が資格を取得するとどのようなメリットがあるのか解説していきます。
就職しやすい
新たに仕事を探す場合、求人の条件に「有資格者」の条件がある場合もあります。もし必須ではなくても、資格をもっていない人よりは有利になる可能性が高いでしょう。
取得したらぜひ面接や採用試験でアピールしてください。
給与や時給が高くなる
資格を持っていることで、企業によっては手当がでたり時給がアップすることがあります。
月に数千円から、多い場合は数万円になることも。
それだけ企業にとっても有資格者は貴重な存在、ということですね。
自分に自信がつく
「収入がないので肩身がせまい」「自分にはこれといった取り柄がない」「まわりの友人はいきいきと働いてうらやましい」このように悩んでらっしゃる方はいませんか?
今回紹介する資格は、そこまで難易度は高くなくても、持っているとまわりから一目おかれるようなものばかりです。
もちろん取得するまで多少の努力は必要ですが、その分合格したときの喜びはひとしおです。
ぜひ資格取得に向けて頑張って合格し、自信をつけましょう!
資格を選ぶポイント
確実に合格するために、まずは自分にあった資格の選び方を確認しましょう。
仕事にいかせるか
「なんとなく簡単そうだから」と選んでも、仕事につながらなければ意味がありません。
今の仕事にいかしたいのか、またはこれからやってみたい仕事があって、そのために必要なのか。
せっかく時間をかけて勉強するのですから、取った資格をムダにしないためにも、
「資格を取ったら今より収入アップできる」
「資格をとってこんなところで働いてみたい」
など、具体的にイメージしておくことが大事です。
難易度は自分にあっているか
資格は、独学で勉強できる比較的簡単なものから、スクールなどに通わないと取得が難しいものまで、さまざまあります。
自分にとって難易度が高すぎると、取得までに時間がかかり、途中で挫折しやすくなります。
“ちょっと頑張れば取得出来る“くらいの資格を選ぶのがよいでしょう。
受験資格は満たしているか
資格の中には、「大学で必要な科目を履修しているか」「実務経験○年以上」などの受験資格が定められていることがあります。
目指していても、そもそも受験資格がなければ受けることができないので、はじめに必ず確認するようにしましょう。
おすすめ資格5選
それでは主婦におすすめの稼げる資格を5つご紹介します!
難易度の低い順に、合格率などもあわせてお伝えしていきます。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
MOSは、マイクロソフト社の製品「Word」「Excel」「PowerPoint」などのパソコンスキルを証明する資格です。
多くの企業がオフィス製品を利用しているため、これらのソフトを使いこなせると評価してもらえることがあります。
試験には一般レベルと上級レベル、2つのレベルが用意されています。
試験科目 | 一般レベル | 上級レベル (エキスパート) |
---|---|---|
Word ワード (文書作成ソフト) | ○ | ○ |
Excel エクセル (表計算ソフト) | ○ | ○ |
PowerPoint パワーポイント (プレゼンテーションソフト) | ○ | |
Access アクセス (データベース管理ソフト) | ○ | ○ |
Outlook アウトルック (電子メール・情報管理ソフト) | ○ |
難易度・合格率
MOSの正式な合格率は公表されていませんが、一般レベルで約80%、上級レベルで約60%といわれています。主に「Excel」か「Word」を受検する方が多いです。
受験資格はとくにありませんので誰でも受検することができます。
パソコン初心者で、基礎から学びたい方は一般レベルから。ある程度操作に慣れているのであれば、はじめから上級レベルにチャレンジしてみてもよいですね。
ファイナンシャルプランナー(FP)3級
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーは、国家資格でありながら、3級は他の国家資格とくらべると取得しやすいといわれています。
生活に直結した身近なテーマが多いので、主婦が取得しやすい資格といえるでしょう。
試験内容は、大きくわけると以下の6つの分野にわかれます。
①社会保険や年金
②生命保険、損害保険
③株式、投資信託、債券などの金融商品
④所得税や住民税などの税金
⑤不動産の取引、法令、税金
⑥相続の法令、税金
難易度・合格率
FP3級の試験はすべて2択か3択のマークシート形式で、合格率も70~80%といわれているので難易度はそれほど高くありません。 3級は受験資格も特にないので誰でも受検することができます。
FP資格についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
簿記3級
簿記資格とは、企業の売り上げや支払いなど、お金の動きを管理する「経理の能力」を評価する試験です。
3級では商業簿記の基礎を学ぶため、簡単な決算書を理解することができるようになります。
簿記の資格は、経理の仕事はもちろん営業や企画などさまざまな職種にいかすことができます。ビジネスの基礎知識として社会人は持っておくべき資格といえるでしょう。
また、簿記の知識があると正確に家計管理をすることができるので、主婦にとっても取得するメリットは大きいですね。
難易度・合格率
簿記3級の合格点は70点、合格率は40%前後といわれています。 それなりに対策は必要ですが、独学でも十分合格可能なレベルです。
受験資格は特になく誰でも、何歳でも受けることができます。
医療事務
医療事務の業務は主に
受付・接客業務
会計・診療報酬請求・レセプト業務
クラーク業務
の3つに分けられます。
医療事務の資格はすべて民間資格で、種類も多いです。
自分がどういう場所で勤務したいのか、どういう業務を行いたいと思っているのかによって、取得すべき資格を決めましょう。
今回は難易度低めものを厳選してご紹介します。
【医療事務検定試験】
日本医療事務協会が主催している資格で、日本医療事務協会の「医療事務講座(通学コース)」または「医療事務講座(通信コース)」の受講生であることが受験資格となっています。
医療事務業務全般に関する基本的な知識とスキルが審査され、医療事務資格の中でも約90%と高い合格率です。
【医療事務技能認定試験 】
技能認定振興協会(JSMA)が主催する資格です。医療保険制度や診療報酬請求の幅広い知識と基礎力があることを証明できる資格で、合格率は約80%と難易度も低めです。
ネット受検のほか、在宅受検も可能です。
また、同じ技能認定振興協会が主催している資格に「医療事務管理士」があります。難易度は少し高いですが、特許庁より商標登録が認められた資格なので、持っているとより評価が高まるでしょう。
「医療事務技能認定試験 」を取得したあとににチャレンジしてみるのもよいですね。
【医療事務技能審査試験(メディカル クラーク)】
日本医療教育財団が主催する全国最大規模の統一試験です。取得するとメディカルクラークの称号が与えられます。受験者数も多いので、知名度も高いです。
試験は「医科」と「歯科」に分かれていて、受付から会計、レセプト作成までの医療事務全般について問われます。
合格率は70%~80%なので、こちらも比較的合格しやすいといえるでしょう。
登録販売者
登録販売者とは、一般用医薬品(第2類・第3類のみ)販売を行うための専門資格です。一般用医薬品とは医師による処方箋が無くても購入できる医薬品のことです。ちなみに第1類は「薬剤師」しか販売することができません。
一般用医薬品の中で第2類・第3類は9割以上を占めていますが、登録販売者は薬剤師が不在でもその販売ができるため需要が高く、薬局やドラッグストア、コンビニエンスストアでの求人も多く見られます。
難易度・合格率
登録販売者には受験資格はないので、誰でも受検することができます。
合格ラインは全体の7割以上得点することとなっていますが、各科目3.5割もしくは4割(都道府県により異なる)以上得点する必要があることには注意が必要です。合格率は約40~50%前後です。
登録販売者試験は5科目に分かれているので、苦手科目を作らないように対策しましょう。
受験日が年に1回しかないので、受検する場合は1発での合格を目指したいですね。
まとめ
今回は主婦におすすめの資格の中でも、比較的取得しやすくて、仕事にいかせるものを選んで紹介しました。
どれも頑張れば独学で合格を目指せるものばかりなので、これから何か資格を取りたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。