みなさんは、
・頑張って節約しているのになかなかお金が貯まらない
・自分がやっている節約方法は意味あるのかな?
・お金を貯めるために、何かもっと良い方法はないかな?
などとお悩みではないでしょうか?
食費や電気代を節約してるけど、なかなか貯まらない・・・
そんな方はぜひ、固定費を見直すことをおすすめします!
固定費は大きな支出
固定費と変動費の項目を見てみよう
資産を増やしていくためにまず取り組むべきことは大きな支出を見直すことです。
中でも「固定費」を見直すことで、支出を大きく減らすことが可能になります。
「固定費」と「変動費」の内容は以下のようなものです。
固定費の項目 | 内容 |
---|---|
住居費 | 家賃・住宅ローン・管理費・修繕積み立て費など |
水道光熱費 | 水道代・電気代・ガス代 |
車関係費 | 車のローン・駐車場代・ガソリン代・車検代など |
通信費 | 電話代・インターネット回線代・サブスク代など |
保険費 | 生命保険・学資保険・自動車保険・火災保険など |
教育費 | 授業料・給食費・塾、習い事代など |
変動費の項目 | 内容 |
---|---|
食費 | 食材代・外食代 |
日用品費 | 消耗品代 |
医療費 | 病院の診療代、薬代、予防接種代など |
被服、美容代 | 服の購入代、化粧品、美容室代など |
お小遣い | 夫婦、子供の小遣い代 |
特別費 | 冠婚葬祭その他の急な支出 |
固定費を見直すメリット
一般的に、固定費は変動費にくらべて、家計における支出の割合が大きいです。
理想的な割合は「固定費45%、変動費35%、貯蓄20%」といわれています。
固定費の割合が60%を超えると、毎月の家計が赤字になりやすいです。なるべく理想の割合に近づけるようにしましょう。
また固定費の見直しは、一度変更すれば、あとはストレスを感じることなく節約効果を持続させることができます。
例えば、月1万円支払っていた不要な保険を解約すると、年間で12万円もの節約に!
大きな変化ですね。
先にお伝えしたとおり、固定費を見直すことは、支出を継続して節約できるのでおすすめです。
具体的な見直し方法
①スマホは大手キャリアから格安SIMに乗り換える
まだ大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている人はぜひ乗り換えることをおすすめします。なんといっても1番のメリットは、利用料金が下がることです。
以前はキャリアメールを使えないといったデメリットがありましたが、現在は月に数百円で引き継ぐことができるので、キャリアメールが必要な人も安心です。
ただし、格安SIMは申し込みやサポートもオンラインが多いので、どうしてもショップでサポートをしてほしいタイプの方にはおすすめできません。
②スマホのプランを見直す
今のプランはご自身の利用状況に合っていますか?
例えば「通信容量が毎月余っている」「契約時に加入した、利用していない有料オプションがある」「電話し放題プランに入っているがほとんど電話しない」などなど・・・思いあたる方もいるかもしれません。そんな方は見直すチャンスです。
各社キャンペーンを行っている時があるので、新たに契約する場合は、ぜひお得な時期を選んで加入しましょう!
③インターネット回線を安い回線に乗り換える
インターネット回線の月額料金はプロバイダによって大きくかわります。
スマートフォン契約とセットだとさらにお得になる場合もあるので、同時に変更するのもよいですね。
④使用していないサブスクリプションは解約する
加入したばかりのころは頻繁に利用していたけど、今はほとんど使っていないサブスクはありませんか?月額1000円以上するものも多いので、いくつも契約していると意外と高額になっているかもしれません。確認してみましょう。
⑤電気やガスなどは契約会社を安いところに切り替える
今は電力会社やガス会社も自由に選択することができるようになりました。
多くの企業が参入していて、各社「セット割」などの安くなるプランを出しています。自分の住んでいる地域ではどのようなものがあるのか、一度比較検討してみるとよいでしょう。
⑥節水シャワーヘッドに切り替える
節水シャワーヘッドをまだ使っていない方は、簡単に節水できるのでいますぐ交換することをおすすめします。
購入する際には止水ボタンが手元に付いているものが便利です。また、水圧が低いと流すのに時間がかかるため、水圧が高いものを選びましょう。
⑦家電を省エネタイプに買い換える
今お使いの家電を購入したのがかなり前という方は、省エネタイプのものに買い換えたほうがお得になるかもしれません。
現在販売されている家電は10年以上前の製品と比較すると、省エネ性能がアップしています。そのため消費電力を抑えることができ、電気代が安くなることが考えられます。
また現在全国の自治体では、省エネ家電を購入すると補助金が出たり、抽選で商品が当たる買い換えキャンペーンを行ったりしています。それぞれの自治体ごとに内容や期間が異なりますので、ぜひチェックしてみてください。
⑧保険を見直す
現在加入している保険をすべて把握しているという方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
”日本人は保険好き”と言われるとおり、これだけ多くの保険に加入している国は世界でもまれだそうです。
契約した時と今では環境が変わっていて保障額を下げられたり、保障内容が重複していて必要のない保険もあるかもしれません。ぜひ一度ご自分の加入状況を確認してみましょう。
⑨車を手放し、カーシェアを使用する
車を所有していると、「駐車場代」「税金」「車検代」などさまざまな維持費がかりますし、近年ではガソリン代も高騰しています。
お住まいの地域によっては「マイカーなしの生活は考えられない」という方もいらっしゃると思いますが、都市部に住んでいて使用頻度も少なく、車へのこだわりがあまりないという場合は自家用車ではなくカーシェアを利用するのもひとつの方法です。
自宅の近くにステーションがある場合は検討してみてもよいでしょう。車にかかる費用を抑えることができるかもしれません。
⑩住宅ローンの借り換えをおこなう
住宅ローンの借り換えで返済総額を減らせる可能性があります。
ただし、借り換えには手数料などの費用も発生するため、本当にお得になるのか必ずシミュレーションしてみる必要があります。
以下のケースにあてはまれば借り換えのメリットがあるかもしれません。
・現在の住宅ローンと借り換え先の金利差が1%以上ある
・借入残高が1000万円以上ある
・残りの返済期間が10年以上ある
上記すべてあてはまる場合は検討してみる価値があるでしょう。
⑪家賃交渉&安い家賃の物件に引っ越す
自分の住んでいる賃貸物件に空室がある場合、ネットの賃貸情報サイトに入居募集を出していないかチェックしてみましょう。もし同じグレードの部屋が、自分が契約したときの家賃よりも安くなっていれば「サイトに掲載している家賃と同じにしてほしい」と交渉してみる価値はあります。
一般的な家賃の目安は、収入の3割といわれています。もし現在の家賃がそれを超えているようなら今より安い家賃の物件へ引っ越すことも検討してみてもよいかもしれません。
ただし、引っ越しには初期費用がかかります。それをふまえたうえでお得になるかどうか考えてみてください。
まとめ
以上固定費を見直す方法11選をご紹介しました。
すべては実践してみるのはむずかしくても、ぜひできるところから始めてみてください!
固定費を見直せば、きっと節約効果を感じられるはずです。
最後までご覧いただきありがとうございました。